品質方針
品質のとらえ方
品質は市場原理の上では基本であり事業継続の観点では常識的要素でもあります。
品質がブランドを作るといっても過言ではなく、ブランド=信頼でもあります。
ISOでは、ソフトウェアの品質を表す特性を定義しています。
ISO/IEC9126が定めるソフトウェアの品質特性
◆ 機能性
必要と定められた、もしくは暗黙の内に必要とされる機能を過不足なく提供すること
◆ 信頼性
指定された条件下で指定されたレベルのパフォーマンスを発揮し維持できること
◆ 使用性
使いやすさ、操作の一貫性、理解のしやすさ、習得のしやすさなどを備えていること
◆ 効率性
指定された条件下で資源を有効に使用し、多くの処理を実行できること
◆ 保守性
エラーの改善、データ環境と処理環境への変化への適合、使い勝手の改善などがしやすいこと
◆ 移植性
ある環境から別の環境への移行を容易に行えること
当社が提供するソフトウェアの成果物(商品)における品質や当社が提供するサービスにおける品質も上記特性を有したものでなければなりません。
当社における品質とは、上記の品質特性を開発やサービスを提供する中で「品質を作りこむ」という考え方です。
又、上記以外にインストール作業やリリース作業等の作業品質も管理し、ミスを発生させない活動を行う必要があります。
品質方針
品質管理を次のように定義します。
「買い手から高評価が得られる品質の商品またはサービスを作り出す手段の体系」
KISの事業展開においては一貫して品質改善を推進していくものであり、このための着眼点として「顧客(市場)評価」を強く意識します。
ISO9001の継続・推進にあたり、当社の品質方針を下記の様に設定します。
「KISブランド=品質と総合力」
~ブランドとは「お客様の信用」、KISに任せれば間違いない~
総合力:プロデュース力、営業力、マネジメント力、技術力
この方針の基に品質改善活動を継続し、社員の品質視点を市場に向けることにより、顧客満足の向上並びに当社の業績拡大を目的とします。
- 制定日:1998.12.09
- 改定日:2022.04.01
- 株式会社KIS 品質執行責任者 取締役 田尻 正樹